今週は前回メール配信のタイトルに書かせて頂いた内容について
【閉店率1割未満の焼き鳥フランチャイズのワケ】について
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全3回の配信の内の2/3回目ついてお届けしていきます。
ナゼ未経験の方が低投資で今の時代に上手くいく人が多いのか?
貴方が飲食店を始めるとしたら最も気掛けることは?
A, 内装工事デザインと費用
B, メニュー内容と食材
C, 場所と家賃
どれも大事なのですが一つだけ潰れないお店にするためには、
Cの場所と家賃を第一に考えていくべきと思います。
飲食店は認知度がとても大事になります。
上記のA,B,Cの中で認知をしてもらう一番を満たしているのが
Cの場所と家賃が当てはまります。
内装工事は内装がメインのため第二認知となります。
入ってもらってこんなところにこんなお店がとなります。
メニュー内容と食材も入ってもらってナンボとなり、
第二認知となります。
場所と家賃は外を歩いていても気づいてもらえる
最も認知度をアピール出来ます。
認知とは人が気づいてくれることを指しますが、
人の数が全てではないと思います。
例えると…
店が少ない商店街沿いに新しいお店が作られていると、
近隣の人含めそこを通行する方などお店が出来上がる前に
まぁまぁ沢山の方が何か出来ると認知しています。
店が多い町で新しいお店が作られていても…
実は同じ店前を歩いていても気づいてもらえていないことが
多いのです。
Cの場所と家賃は人の数と店の数が多ければ多いほど
家賃も必ず高くなっていますよね。
仮に???
店がとても少なく人だけが多い場所の場合、家賃は高い?安い?
どちらになるでしょう?
店が集まっていないといけない時代はスマホの普及前までです。
店がどこにあるか?店の行き方が分からない?
今の時代、誰でもスマホ一つで目的地に行けます。
店が集まっているため、ホタルノヒカリ効果で人が集まる。
そこで何を食べるか選択してもらう。
そういった飲食店の選択肢の時代は終わりました。
そう考えると…
人さえ多ければ良いように感じませんか?
ココに
ナゼ未経験の方が低投資で今の時代に上手くいく人が多いのか?
の答えがあります!
次回の
「3/3回目は勝てる土俵の見つけ方」をお伝えいたします。
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【1/3回目は下記よりお読みください】
まず、改めて私たちのご紹介をさせて頂きます。
私たちの直営ブランドである炭火串焼千串屋は13年前に
東京の初台駅という場所に暖簾を構えました。
「一日千本の串を焼き一日千の出会いを求め」
この想いを店名に込めております。
東京の初台駅という場所は乗降者5万人以下の小さな駅です。
一つ駅を乗ると日本で最も大きい新宿駅があります。
この初台駅は働く方と住む方が混在する駅になります。
その小さな駅で千串屋は開業しました。
オープンと同時に1年、お客様が途絶えることなく毎日が盛況で
飲食店とはこんなにもカンタンに売上と利益が
毎日得られる商売なのか!
それであれば、もっと大きな駅に人の多い場所に出店すればと…
この考えから渋谷店が生まれました。
渋谷道玄坂、地下一階で家賃42万円、人通りは1分たりとも
人が通らない時間はないという場所です。
オープン!
店前は相変わらずの人通りですが店内はお客の数ゼロ。
そこから1組、2組、3組…今日の営業終了。
売上68,000円弱。
次の日も1組、2組、3組…売上7万円前後と初台の開業時とは
大きく滑り出しが違いました。
それでも私たちは店前の人通りの多さを信じました。
初動1カ月終わって260万円??
ほぼ経費で消え利益は残りませんでした。
そんな月が1カ月、2ヵ月、3ヵ月…と続いていきます。
この苦労に陥ってしまった理由とは?
私たちの出店における間口の軽視にありました。
同じ場所でも路面に間口が面している店と
路面からビル内に入り入口がある場合とでは、同じ場所でも
客入りにおいて大きな差が出るということを、
この時期に私たちの考えになかったことが理由です。
結果、定期的な看板製作、広告の付き合い、呼び込みといった
お金の出費と労力の出費が一生ついてまわります。
今となれば、リピートに支えられるようになりましたので、
広告からの摂取はありませんが、初めからこのような理由が
分かっていれば、地下階を選ばなかったことでしょう。
私たちは法人であり、信用のおける社員で構成していたため、
マンパワーでこの地下階の立ち上げを乗り越えることが
出来ましたが、同じことを個人のオーナー様にやらせる訳には
いきません。
この地下階家賃下げますよ~物件や初期投資安いけど入口、
視認性に難ありの物件は多く、ついつい個人も法人の方も
手を出してしまうものです。
目先の得、手軽さに目がいき開業後のリスク性に盲目に
なってしまうわけです。