物件探しをしていると飲食店の歴史の終わりに
出会うことがあります。
30年40年という店の店主の店じまいの決断とは?
30年店をやってきた「店主の声」は何よりもの学びと思います。
今日は物件探しについてお話しさせて頂きます。
最後までお付き合い願います。
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開業の第一歩である物件探しは第一歩にして、
繁盛するか否かの6割を決める大事な作業です。
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物件探しをしていると・・・
もうちょっとで手に入るものが手に入らないやりとりがあります。
そのやりとりと自分の条件の中に挫折に似た感覚を覚えます。
この挫折に似た感覚を繰り返していく中で自分が持っている
知識以上に物件を見据える目、勘というのが身につきます。
これは独立開業をする上で経営者になる方には
持っておいて頂きたい感覚です。
これは現場感と言うものであり、本やセミナーなどでは
得られない緊張感のある交渉や1千万、2千万といった交渉の
やりとりの中で生まれます。
この1千、2千万払う交渉をしているのに・・・
取れない、断られることが店舗物件交渉の中にはあるのです。
今実際物件を探しているオーナー様ならうなずけるところ
あると思います。
通らず行くことも出来ます。下記のように・・・
1千、2千万の契約をしようとしているのに自分の目で
確認もせず不動産屋やコンサルタントが持ってきたものに
飛びつき契約している現実が本当にあるのです。
その土地の匂いもわからず、どんな人が
住んでいるのか?どんな人が食べに来るのか?
どんなお客様思考なのか?どんなものに食いつくのか?
何も知らずの2千万の契約です。前途多難に思えませんか?
自分の中の情報のこれは絶対という軸を持っていないと
予定調和以外の事が起こると人に頼み頼みと他力本願に
なってしまいます。
自分で調べない人ほど、SNSに心揺さぶられます。
この感覚と一緒です。
この部分は何度も自分で考え、自分で納得し覚悟したなどの
時間を過ごしてきたことが糧になります。
正直、正しいか否かなんて誰も分からないのです。
ブレる=たいてい失敗
ブレない=たいてい結果上手くいく ←こっち側の思考でいたい
酒屋に相談すれば価格を下げた方がよいと言われ、
広告屋に相談すればサイズアップした記事を提案され、
求人屋に相談すればサイズと時給を上げればと当たり前に喰われる
結果ブレブレなので結果も出ません。
威勢よく出るのは費用だけです。
雇っている人たちに対しても二転三転言うことがブレブレならば
人は全くついて来ませんよね。
だからこそ出店する場所選びというのは、その土の匂いさえも
自分で嗅ぎ分けているつもりの感覚が必要なんです。
開業するのは自信があるからですよね!?
自分に自信があるから自分を信じられるものです。
行動する全てにおいて自分に確信をもたせる。
これがオーナー業で上手くいく最大の秘訣ではないでしょうか!
それでも開業してみるとその地の匂いがちょっと違っていたり
することがたくさんあるものですがカチカチな軸があるので
大きくブレません。
物件を探してる間は本部の担当は嫌われることが多いです。
これでいいですか?ここはだめですか?
ここが気に入ったんですが?
そのために赤ぺん先生をし結果的にだめな理由を見つけて
ディスカッションする。
結果そのダメ出しにオーナー様自身が振り切れた時、
その場所が決まる!
それが自信となり確信になるのです。
だからオーナー様は揺るがない心を持てる!
それが「商売の軸」になります。
それが私たちの仕事です♪
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店を開ければ良いときばかりでは絶対ありません。
大変な時こそご自身の軸がブレないことが大事になります
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